恐怖心や不安について

今回は恐怖心や不安などの精神について考えてみたいと思います。

最近の恐怖や不安というものでいえば、コロナといういきなり出てきたウイルスに混乱させられていますが、コロナが怖いというよりは未知のものである恐怖があるのではないでしょうか。人は知っている事ならばある程度の予測や調べることができますが、知らないものや分からないものに対しては非常に大きな恐怖心や不安感を覚えるものです。

よく考えてみると、病気だって解明されているものであればそこまで怖くないけれど原因がわからないものに対しては恐怖を覚えます。また、例えばガンなどで末期状態や難治性の類のものは、ガンというものよりも死への恐怖があるために怖いという状態になるのではないでしょうか。

人は予測がつかない、経験したことがないものや事柄に対して強い恐怖や不安を覚えます。

これは本能的に生きるということに対しての反応なのでしょう。ある意味、恐怖や不安は生きる上でとても大切な要素ではあります。が、それが行き過ぎたらそこには不要な要素しかありません。

時たま、死後の世界ってあるのかな〜なんて考えたりします。ただ、私たちが接している全ての人は死後の世界なんて絶対に知りません。現在、生きていますからね。だから調べてみるんです。

調べると結局は宗教的なものになってくることが常です。私は日本人なので世界にはたくさんの宗教がありますが、やはり仏教が一番身近に感じます。たくさんの宗教を見てみると、心を向ける対象が仏なのかキリストなのかなどの違いだけで、本質的な部分は同じだと感じています。(仏教の中でもまた分類がありますが、そこまでは専門職ではないのでわかりません。)

本質的なところは同じなのに、神様が違うとかそのような理由で争いが起こる現実は、かなり滑稽な印象です。

それはさておき、仏教という大きなくくりで見てみると例えば六波羅蜜というものがあります。

  1. 布施波羅蜜 – 檀那(だんな、Dāna ダーナ)は、分け与えること。dānaという単語は英語のdonation、givingに相当する。具体的には、財施(喜捨を行なう)・無畏施・法施(仏法について教える)などの布施である。檀と略す場合もある。
  2. 持戒波羅蜜 – 尸羅(しら、Śīla シーラ)は、戒律を守ること。在家の場合は五戒(もしくは八戒)を、出家の場合はに規定された禁戒を守ることを指す。
  3. 忍辱波羅蜜 – 羼提(せんだい、Kṣānti クシャーンティ)は、耐え忍ぶこと。
  4. 精進波羅蜜 – 精進毘梨耶(びりや、Vīrya ヴィーリヤ)は、努力すること。
  5. 禅定波羅蜜 – 禅那(ぜんな、Dhyāna ディヤーナ)は、特定の対象に心を集中して、散乱する心を安定させること。
  6. 般若波羅蜜 – (え、Prajñā プラジュニャー)は、慧波羅蜜とも呼ばれ、十波羅蜜の智波羅蜜とは区別される[7]。前五波羅蜜は、この般若波羅蜜を成就するための階梯であるとともに、般若波羅蜜を希求することによって調御、成就される。

上記はウィキペディアから引用したものですが、難しいことはさておいて結局は今できることをやりなさいと言われているように感じてなりません。

先行きの見えないものにいたずらに神経をすり減らさず、今現実で現在起こっていること、瞬間瞬間をできる限りやり尽くしなさい、そう言われているように私は思います。

そもそも先のことなんて誰にもわかる人なんていませんし、わからないことに対してあーだこうだと考えたって一生わかることはありません。それなのに、先のことに恐怖や不安を覚えて神経をすり減らして心が病んでいくことがあるのは、人は必ずいつか死ぬため時間は有限ということが理解できれば、いかに無駄な時間だということに気づくのではないでしょうか。

これをしたらどうなるだろう、これがこうなったらどうしよう、あるいはあーしておけば良かった、こうしておけば良かった、などは単に自分の力ではどうすることもできない未来と過去のことです。

よく将来をより良くするにはこうしなさい、とかこうすべきとかあるけれど、結局それは今をどう過ごすかということであって、将来をよくしたいのならば今できる良いことを積み重ねていくしかないです。今の自分、出来事がその先には過去になって道となり一理となっていくのですから。

だから、不安や恐怖を感じたら、まずは今の状況を冷静に俯瞰してみて、何が不安なのか怖いのかを書き出してみると良いかも知れませんね。するとそこには、きっとなんてことないものに対しての感情だと気づくと思います。もしそのようなことで悩んでいるのなら、実際に書き出してみてください。

そしたら後は、その感情が生まれないためにはどうすれば良いか考えて行動すれば良いだけです。そして結局はそれは今できることを積み重ねるということになると思います。

今できることは人により異なるので、自分ができることを見極めることも大切です。キャパオーバーなことをすればその先には自己否定や肯定感が薄れるので、少しづつキャパが大きくなるようにできる範囲で頑張ることが必要なのではないでしょうか。

そんなことを思った今日この頃です。

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