カフェインの効能

皆さんはコーヒーはお好きですか?

コーヒーって、あの香りが何だか落ち着くというかホッとするというか、リラックスできますよね。

そして、コーヒーの成分のイメージはカフェインが一番最初に思いつくのではないでしょうか。

ではカフェインって実際はどのようなものでしょうか。

カフェインとは

カフェインはメチルキサンチン類(アルカロイド) に属する化学物質で苦みがあり、本来は植物が昆虫に食べられないようにするために作られた物質のひとつと言われています。

コーヒー=カフェインみたいな所もありますが、カフェインは抽出液100gあたり60mg程度含まれています。

確かにそれなりにカフェインは含まれているのですが、実はもっと多く含まれているのが”玉露”です。玉露はなんと抽出液100gあたり160mgも含まれています。コーヒーと比べると倍以上も含まれているのですね。

ちなみに、エナジードリンクは大体70mgほどカフェインが含まれているそうです。

各飲料のカフェイン含有量 (抽出液100gあたり)

玉露 160 mg
エナジードリンク 70 mg
コーヒー 60 mg
紅茶 30 mg
烏龍茶 20 mg
煎茶、ほうじ茶 20 mg
コーラ 15 mg
番茶、玄米茶 10 mg

烏龍茶やほうじ茶にまで、それなりに含まれているんですね。

ではそれらに含まれているカフェインは、どのような効能があるのでしょうか。

カフェインの効能

カフェインには様々な作用がありますが、ここでは主な作用のお話しをしていきます。

脳の興奮、覚醒作用

カフェインを摂ってから約30分ほど経過すると体内に吸収されて血液に運ばれて全身へ行き渡ります。

そしてカフェインは脳にも行き渡ることができる珍しい物質なのです。

脳には有害なものが入らないように脳関門といういわば関所みたいなシステムが存在していて、常に有害なものが脳へ侵入しないかセキリティをかけています。そんな中、カフェインはその脳関門を通過して脳内へ入れるのです。

ただ、カフェインは脳に影響を直接的にはあまり及ぼしません。それには次のような理由があります。

アデノシンという物質があるのですが、アデノシンはアデノシン受容体という受け皿にくっ付くことで脳の興奮や覚醒作用を持つドーパミンやノルアドレナリンという物質の放出を抑える働きがあるのですが、カフェインはアデノシンと化学的な構造が似ているためにアデノシン受容体にくっ付いて本来のアデノシンの働きをさせなくすることで、間接的にドーパミンやノルアドレナリンの放出を促進して脳の興奮や覚醒をさせます。

アデノシンと本来はペアであるアデノシン受容体をカフェインは横取りしてしまうのです。

ただ、脳内での効果も遺伝的な要素によって大きく個人差がありますので、カフェインを摂っても特に何も効果を感じない人から、大きく効果を実感する人まで幅広いため、一概には言えません。

カフェインの効能時間

カフェインを吸収すると体内では効果がどれくらい持続するのでしょうか。

これは全ての物質で、その効果時間を測るときに目安となる半減期という概念でいえば大体4〜6時間とされています。

(※半減期:MAXの値からそれが半分の値のなるまでの時間)

よってカフェイン摂取後は体内の主にCYP1A2という肝臓の酵素によって分解されていき、約4〜6時間後にはカフェイン濃度が半分程度まで軽減して、カフェインの作用が徐々に落ち着いてきます。

カフェイン摂取後から半減期になる4~6時間以内に再度カフェインを摂取すると、カフェインの作用はより増長することもあれば、再度その摂取した時間から半減期に至るまで4~6時間かかるため、効能時間はより長く維持されます。

カフェインの過剰摂取は危険

カフェインを摂りすぎた際には個人差はあるものの、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の症状が見られることがあるとされています。

そのためカフェインは適量を取れば良いメリットも沢山ありますが、摂取しすぎてしまうとメリットよりもデメリットの方が目立ってきます。何でもそうですが、過ぎたるば・・・であり、何事も適量が大切です。

カフェインの上限量と適量

カフェインの摂取基準というものは個人差が大きいため、国際的にも国内でも明確な基準はありません。

ただ、目安としている量はあります。

健康成人は一日の上限量を400mgまでとする

これはカナダ保健省の基準ではありますが、カフェイン400mgはコーヒーで言えばおよそ3杯にあたります。

ただ、これは上限と言っているため適量とは少し意味合いが異なりそうです。適量はもう少し少ない方が良いかもしれません。

しかしながらカフェインは個人差が大きい物質の一つでもありますので、上限を超えないように気をつけながら自分の体調が悪くならない範囲であれば問題はないでしょう。

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