トップページ
電話予約
LINE予約
ブログ

婦人科

更年期症状に鍼灸って効くの?|葛飾区金町の鍼灸専門院が教える本格的な鍼灸治療

今回は更年期症状について鍼灸治療が効果的だということを、現役鍼灸師であり学校講師でもある寿鍼灸院の島田院長がわかりやすく解説していきます。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

更年期症状は鍼灸治療がとても有効です。当院は鍼灸専門院ですが更年期症状の患者さんもこれまでたくさん治療して、改善実績を残してきました。今回は更年期症状と鍼灸治療について、イメージがつきやすいようになるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

更年期症状は自律神経の乱れを引き起こすために、以下のような様々な症状を表します。

いろんな更年期の症状
  • 体の症状

ホットフラッシュ、動悸、息切れ、疲れやすさ、倦怠感、肩こり、腰痛、関節痛、頭痛、めまい、冷え性など

  • 心の症状

イライラ感、焦燥感、気分の落ち込み、不眠、記憶力の低下、集中力の低下など

更年期症状は女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少に対して脳の認識が追いついていかなくなります。

その結果、脳が混乱して自律神経が乱れてしまい、体への指令がめちゃくちゃになることであらゆる症状が出てきてしまいます。

更年期症状の一般的な治療方法は?

女性ホルモンのエストロゲンが少なくなるのがきっかけで起こる更年期症状は、女性ホルモンを補う治療が一般的です。

主に婦人科で治療が行われ、ホルモン補充療法としてエストロゲンと全く同じ化学構造を持つ薬を塗り薬や貼り薬、飲み薬などで体内に補給して不足したエストロゲンを補充します。

この治療は足りなくなったエストロゲンを補充することで脳の混乱が落ち着いて、自律神経などの乱れも改善して更年期症状が落ち着いていくという理屈です。

ここがポイント

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

ホルモン補充療法を行なってもなお改善しない場合は、全身状態が良くない証拠です。根深い自律神経の乱れがあったり、糖尿病や高コレステロールなど他にも病気がある場合にはそれらの治療も同時に行わないとせっかく補充したエストロゲンが体内でうまく作用しません。そのような人は鍼灸治療を取り入れるとグッと改善していきます。

鍼灸治療をしたほうがいい人とは

病院にてホルモン補充療法といった一般的な治療を受けてもなお、更年期症状が改善しない場合は鍼灸治療を取り入れることを強くお勧めします。

その理由として、更年期症状に対する鍼灸治療の研究結果のデータを以下にお伝えします。

ホットフラッシュや多汗に対するデータ

Acupuncture on Hot Flashes(ACOM研究 / 2016年)

オーストラリアなどの研究チームが行った大規模RCT試験の結果です。

要約すると鍼灸治療によってホットフラッシュの頻度と重症度が著しく減少(約30〜40%の改善)し、その効果が治療終了後も数ヶ月間持続したことが報告されています。

英文ではありますが、参考までにリンクを貼っておきます。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20009958/

コクラン・レビュー(2024年改訂議論)

世界で最も信頼性が高いとされる医療や健康法はまとめた「コクラン」のレビューでは、「偽の鍼(シャム鍼)」との比較においては統計的な差がわずか、または明確ではないとされるものの、「治療を全くしないグループ」や「セルフケアのみのグループ」と比較した場合には、ホットフラッシュの頻度・重症度を明確に減少させるというエビデンスが示されています。

自律神経や精神症状に対するデータ

睡眠の質向上(2016年メタアナリシス)

更年期に併発しやすい睡眠障害に対する鍼灸のメタアナリシス(過去のデータを統合した分析)では、鍼灸が睡眠の質を測定する指標(PSQIスコアなど)を有意に改善させることが示されています。これは、鍼刺激が自律神経(交感神経の過緊張の抑制)や、睡眠に関わるホルモン(セロトニンやメラトニン)の分泌に影響を与えるためと考えられています。

うつ傾向・不安の緩和

エストロゲンの急激な低下に伴う気分の落ち込みに対し、鍼灸治療がエストロゲン受容体の感受性を整え、中枢神経系のエンドルフィン分泌を促すことで、抗不安薬や抗うつ薬の減量、あるいはそれらの代替療法として機能するという研究があります。

鍼灸治療をすることで体内のエストロゲンがきちんと働けるように下地を作って、さらに脳から天然の精神安定に関する物質が分泌されるということです。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

この他にも研究データはありますし、まだまだ研究途中の内容もありますが、少なくともこれらは更年期症状が鍼灸治療によって改善する可能性が十分にあるという証拠となり、治療者側の思い込みでもないということがわかります。また乳がん歴や血栓リスクがある人では、そもそもホルモン補充療法ができないので、その代わりとして鍼灸治療を選択してもらえればと思います。

鍼灸治療はどんなことをするの?

ここまで更年期症状について一般的な婦人科での治療や、更年期症状に対する鍼灸治療の研究データをお話ししました。

では実際にどのような鍼灸治療を行うのか、ということをこれからお話ししていきます。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

鍼灸治療の方法は茶道や華道の流派のようにたくさんありますが、ここでは当院の治療方法をお伝えしていきます。

自律神経の調整

まずはなんといっても自律神経のバランスを整えることです。

鍼灸治療を受けにくる人は、すでに病院でホルモン補充療法などの治療を受けている人がほとんどです。

それでも改善せずに悩んで来られるわけなので、その背景には確実にエストロゲンが補充されても体内で機能していないという全身の機能低下や自律神経の根深い乱れが存在しています。

そこでまずは脳や内臓、筋肉など全身に指令を出す自律神経の乱れを整えることから始める必要があります。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

当院の治療では全身が緊張していると十分な効果が得られないと考えていますので、まずは最初に頭やおでこのツボに針をして、全身をリラックスさせる治療からはじめます。ここに針をすると全身の力が抜けるように感じる人は多いですよ。

腎機能の改善

東洋医学では全ての物事を五つに分けて考える五行という思想があります。

内臓も肝、心、脾、肺、腎と五つに分けて考え、その中でも腎はホルモンと関係する臓器としてみなします。

科学的に考えても腎臓の上にある副腎という臓器は、アドレナリンやドーパミンなど体を興奮させる物質を分泌しているため、自律神経のバランスを整える上で大変重要な臓器になります。

腎を治療するには主に足や膝にあるツボを使って、腎の機能を改善させていきます。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

腎の機能低下はおへその周りと腰に現れます。試しにおへその周りや腰を自分で押してみてください。硬いところを触れたり、押すと痛みを感じたりするかと思いますが、まさにそれが腎機能低下のサインです。とても興味深いのが腎臓のツボに針をするとこれらが瞬時に変化していきます。

自分に合う鍼灸院を探してみよう

鍼灸治療を受けられる場所は鍼灸施設がある病院か鍼灸院、あるいは鍼灸整骨院です。

鍼灸院の数は全国で約35,00件あり、整骨院などが合併したところも合わせると約9万件もあります。

この中で自分に合う鍼灸院を探すことは難しいですが、なるべくその確率が高くなるように探すときに判断するといいポイントをお伝えしていきます。

通える範囲かどうか

まずは良さそうだなと思ったとしても、無理なく通える距離にあるところを探してください。

本来治療は一回で完結するものでもなく、何度か施さなければ改善していきません。ましてや更年期症状など自律神経の乱れを伴うものはそれなりの回数の治療が必要になります。

そのため距離的に無理なく通える範囲かどうかを判断してみてください。

それが自分にとって30分なのか、1時間なのか、あるいは2時間くらいは良しとする範囲なのか、それぞれで違うと思いますので、数回通うことをイメージして考えてみてください。

実績を調べる

通える範囲の鍼灸院をいくつか見つけたら、次は実績を調べてみてください。

言葉ではいくらでも上手に言えますが、実績ばかりは嘘のつけない真実です。

ビジネスデータ上では10年以上、鍼灸院を運営できているところは全体数の5%程度と言われています。

そのため10年以上に渡り運営している鍼灸院はそれなりの技術、実力があると判断して良いでしょう。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

広告や宣伝よりもまずは実績で判断してみてください。中でも最も信頼性が高いのは年数です。年数を優先に考えて、その他どのような活動をしているのかも調べてみて、総合的に考慮してみるいいでしょう。

実際に問い合わせてみる

ここまでで相当絞り込まれたと思います。

そうしたらあとは実際に問い合わせてみて電話口の先生やスタッフの人の雰囲気や、もし体験治療などがあれば一度受けてみて判断してみてください。

この段階になれば、あとは相性や自分の好みなどの要素になってくると思いますので、そこまで考え悩む必要はないでしょう。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

グーグルやポータルサイトなどの口コミは参考程度にして考えると良いかもしれません。それよりも実績やホームページに記載している内容をよく読んで、どのような思いや考えでやっているかを読み取ると、自分の思いと院のスタンスのミスマッチが防げます。

料金で悩んだら

現実問題として鍼灸治療は自費治療のことがほとんどのため、費用はある程度かかります。

しかしながら「高い=よく効く」ということはありませんが、それなりに費用と技術は相関します。

医学の世界はとても奥が深くて一生をかけても全てを知り尽くすことはできないくらいです。そのため鍼灸師も医師の人たちと同じように日々勉強して知識をつけたり、セミナーなどに出席して技術を学んでいます。

鍼灸院にかかる経費として、目にみえる部分は家賃や光熱費、鍼灸材料費くらいですが、実は目に見えない知識や技術の部分でそれなりのお金がかかっています。

日々より良い治療を提供したいと思っている鍼灸師は、日進月歩する医療や科学についていくために常に学ぶ必要があるため事あるごとに自己投資をしています。

そのためなるべく価格を抑えて治療を提供したいと思っても、保険治療と同じような数百円や千円前後で提供することが難しいのが現実です。

料理で例えるならば上手に化学調味料などを配合してコストをかけずに作るのか、全て天然素材にこだわった良い材料で作るのかという違いのイメージですが、どちらも良し悪しがあり、個人や場面によって必要とすることは違うことと同じです。

https://kotobuki-acupuncture.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_0715-e1766968007412-300x300.jpeg
院長

鍼灸も症状の範囲に関係なく、保険が使えるようになれば皆さんの負担が減ってもっと受けやすい治療の一つになりうると思いますが、まだまだうまくいきません。しかしながら鍼灸治療の効果は目を見張るものがありますので、まだ受けてない方は一度試される価値はありますよ。

まとめ

ここまで更年期症状に対して鍼灸治療が有効だということや、おすすめの鍼灸院の探し方などをお話ししてきました。

更年期症状は自律神経の乱れが主な原因なので、ありとあらゆる症状が出ます。

痛みや不調でも相当に不快なのに、精神面に影響するとうつ病のような症状も出てくることすらあります。

もし鍼灸治療をしたことがなければホルモンの影響だから仕方ない、と諦めずに一度試してみてください。

きっと鍼灸の力が皆さんの症状を軽減してくれることと思います。

全身治療

10,000円 60分

特別治療

15,000円 60分

  • 初回は上記料金に加えて初診料3,000円をいただきます。
  • 基本的には全身治療でご案内しています。
  • 問診から治療まで全て院長の施術をご希望の際は特別治療でご予約ください。
  • 提示してある料金以外に追加でかかる費用はありません。物販や回数券などもありません。
  • 常磐線・千代田線の金町駅南口より徒歩7分。
  • 京成金町駅より徒歩6分。
  • 京成バス、金町三丁目バス停より徒歩3分。

関連記事

最近の記事
  1. 更年期症状に鍼灸って効くの?|葛飾区金町の鍼灸専門院が教える本格的な鍼灸治療
  2. 【金町の鍼灸院】めまいが薬を飲んでも変わらない|病院で異常なしと言われた長引くめまいでお悩みの方へ
  3. 生理痛のたびに飲んでいるロキソニンはどういう薬?|葛飾区金町の鍼灸師が教える薬に頼らない体の作り方