最近、心や体が疲れている人を多くみます。また、世の中を見渡してもいろんなことに疲れている人が多い印象も持ちます。
誰しも生きていれば大なり小なり辛いことも、嫌なことも起こります。
それが積み重なっていくと心や体が疲弊して、慢性的に疲れてきます。
慢性的な疲れはゴロゴロしたり、たくさん寝たりと休息の時間をたくさん作っても回復しないし、反対に運動をしようと思っても初めの一歩が出ないし、運動したとしても余計に疲れることも多いでしょう。
では疲れている時はどうするか。
正解は“何もしない”です。
病気などニ次的な要素で疲労している時には病気の治療をしなければいけませんが、そうでない慢性的な疲労の時にはとにかく何もしないといいです。
今の世の中は騒がしすぎます。情報も多すぎます。そりゃあそれだけたくさんのものを見て聞いて、人と交流していれば脳みそはいつもフル回転です。
さらにスマホという善にも悪にもなるものが登場してから、それに追随するようにSNSも普及して、夜遅くても朝早くてもいつでも情報に満たされる世の中になりました。
これが良い面にもなるけれど、大抵の場合は脳を酷使しすぎて疲れます。
こういった意味で現代はとても騒がしい。
だから、疲れが取れない時にはとにかく何もしないことです。
あとは”気”を使いすぎないことも意識すると良いでしょう。
気は東洋医学では非常に大切な概念とされています。実際に私たちも治療の現場でも今の科学では説明がつかない現象をたくさん経験しています。
そもそも気は科学で解明できないだけで、目に見えないだけで存在します。最も身近なところに空気があります。空気は全く見えないし、匂いもしないし、人間の能力では認知できません。
だけど空気があるからこそ生物は呼吸ができます。これを感じない人は誰もいないでしょう。また鉄も空気があるから酸化して錆びます。これも誰しもが見えることでしょう。
見えないだけで確実に存在します。
その見えない気というものが、体から抜けている状態が疲れだと思ってもらえればいいです。要は炭酸の抜けたコーラみたいなものです。おいしくもないし、ただ甘いだけで飲みたくないですよね。
そんな状態に体もなっているのです。そんな時に頑張っても何もいいことありません。
体が、心が休めと言っているのだから休めばいいんです。
私ごとですが、日々仕事して、それ以外は勉強してと繰り返していると、気づくと疲れが溜まって何をしてもインスピレーションが湧かない、勉強したことが頭に入ってこない時がたまにあります。昔はそれでも頑張ってやっていましたが、その頑張りは無駄だと気づきました。ダラダラやる1時間より集中する10分の方がはるかに生産性が高いからです。
だからやりたくない時には、もうやらないという選択肢を持っています。
そうすれば気が枯れることもないので、いつも元気でいられます。元気じゃないから体も心も病むんです。
そこまで自分をストイックに追い込む必要はありません。あなたが何もしなくても世の中は全く関係なく回っていくし何も影響ありません。だから休んでください。
休んで元気が回復したらまた存分に仕事して遊んでとやればいいだけです。
真面目な人ほどこれを頭に入れながら過ごすことをお勧めします。
人生は一度きりです。時間も一定方向にしか進みません。だからこそ体と心を壊して時間だけ消費することは避けたいですね。
休む選択肢を取り入れてください、という提案でした。