薬について

最近、薬による副作用と思われる症例が多いです。

特にコレステロールを下げるスタチン系、ホルモン剤、高齢者の降圧剤によくみられます。

コレステロールのスタチン系は横紋筋融解の副作用による筋肉や関節痛、ホルモン剤は関節痛、高齢者の降圧剤は下げすぎたことによる立ちくらみ・冷え・倦怠感が多くみられます。もちろんこれら以外の薬の副作用と思われる事象も沢山あります。本当に数え切れないくらい沢山。

私たち鍼灸師は薬に対しての指示はできないので、薬剤師や担当医に相談してくださいと伝えて判断してもらっていますが、まあ減薬や中止をして症状が改善した人がどれほどいるか。

臨床の現場にいると薬の役目に疑問を持つ日々です。

そもそも常用する薬はほとんどが生活習慣病の薬です。

そこで不思議なのが自らの生活習慣で各機能が低下したり亢進したりしているにも関わらず、医者から薬を出されて飲んでいれば安心すること自体が不思議。

普通に考えたら薬で強制的に機能をコントロールしているからある程度の結果が保たれるのであって、一見数値だけが改善しているように見えるだけで自らが招いた悪い習慣を改善しなければ根本的には何も変わりません。だからやがて薬が効かなくなってどんどん種類が増えたり容量が多くなったり、いわゆる強い薬を必要とするようになるのです。

また病院での診察も医師は多くの診察をしなければいけないので、一人一人にそのような話やアドバイスをする時間がないのも問題です。これは医師が悪いわけでもなく、そもそもちょっとしたことで病院に行く人が多すぎる。湿布もらいたいから、いつもの薬が欲しいから、という理由で病院に行く人がほとんどでしょう。

特に高齢者のほとんどはお金も一割負担だからすぐに行く。けれどそれで飲み忘れや自己判断による残薬は年間約500億。このお金が毎年垂れ流されています。実態はもっと多いと思う。

生活習慣病なんて、名前の通り生活習慣を整えれば治ることも可能だし、治らずとも良い状態で過ごしていけることがほとんどです。

例えば糖尿病を患う人は決まって食事です。最近では遺伝がどうこう言いますが、食事が原因以外何物でもない。だって遺伝を持っていたとしても発症しなければ良いんだから。

毎日飲酒したり、バランスが偏った食事をしたり、甘いものを好きなだけ食べたり、運動を一切しなかったり、改善するポイントが無数にあるはず。だけど薬を飲むと血糖値が強制的に下がるため数値的には安定して安心する。だけど今までと同じように好き放題食べたり飲んだりすれば、どんどん膵臓や他の臓器の炎症が進んでいつかは薬ではコントロールできなくてインスリン注射や、果ては腎臓が壊れて透析になるのは誰でも考えればわかること。

これは他の薬でも同じことが言えます。

きっとみんな自分の悪いことに目をつむって、楽をしたいのだと思う。本当は悪いことに向き合ってきちんと対処しなければならないのに。人生でも仕事でもなんでもそうですよね。

自分の非を認めて改善する。体も仕事も人生も全てこの連続でしかないと思う。それができない人は病気の改善も仕事や人生の充実もないんじゃないかな。

すごく自分に厳しくする必要はないけれど、もっと自分のことを大事にすれば良いのになあと日々思います。

自分の体は他人のものではないですからね。他人が運動しても食事を改善しても全く意味なくて、自分がやらなければ意味がありません。

本当に病気や症状を治したいのならばやるべきことをやらないと無理です。どんな名医にかかっても自己管理をしなければ治らない。名医の人がその場で治しても今までの悪い習慣を改善しないとまた同じ病気や症状が出る。

だから自分を大切にしてください。大切にする意識があれば、自然と日々の習慣が変わっていき病気や症状も良い方向へ進んでいきます。

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